わかりやすい説明
2022年8月1日
こんにちは。
渡辺歯科医院副院長 渡辺泰士です。
当院ではコミュニケーションを⼤切にしています。
わかりやすい説明で患者様のご理解を得ることは、安⼼して治療を受けるために⼤切です。
患者様が怖い思いをせずに治療を受けられるように、治療中は各⼿順について声がけを⾏い、患者様の状態を確認しながら進めてまいります。
治療前には⻭の状態を口腔内写真や模型などで確認し説明を⾏い、治療後にも、再度確認してもらうことで、治療の効果が伝わりやすいように⼼がけています。
お口の中のお写真や模型にて、お口の状態をご説明させていただくとわかりやすいと思い行っております。
当院では口腔内写真はほぼすべての方に撮影させていただき、模型に関しては治療する歯が多い方に限り作製してご説明させていただいております。
最後まで読んでいただききましてありがとうございます。
かぶせ物の型取り後の評価方法について
2022年8月1日
こんにちは。
渡辺歯科医院副院長 渡辺泰士です。
今回はかぶせ物の型取り後の評価方法についてです。
肉眼だと気泡や硬化不全、マージンの不連続性などをどうしても見逃してしまうことがあります。
当院では拡大鏡・顕微鏡を使用して必ず確認しています。
写真の一枚は型取りした内部に気泡が入っていないかどうか、または硬化不全がおこっていないかをインスツルメントを用いて確認しております。
型取り後の評価はとても大切なことで術者が責任をもって慎重に判断しないといけません。
エラーの見逃しがあるとかぶせ物があわなかったり、次回再度型取りが必要になることがあります。
その場合患者様にご負担をかけることになります。
当院ではなるべく患者様にご負担をかけないように、やりなおしの少ない治療を目指しています。
そのために型取り後の評価をしっかりと行っております。
最後まで読んでいただききましてありがとうございます。
真空練和器でより患者様に合った技工物を!
2022年7月31日
こんにちは。
渡辺歯科医院副院長 渡辺泰士です。
今回は歯型をとった後に流す、石こうを練る機械をご紹介させていただきます。
詰め物・被せ物は、より患者さんの歯の形にぴったりと合ったもののほうが、汚れがたまりにくくなり、虫歯になりにくい歯になります。
そのためには、精度の高い模型を作製する必要があります。この部分を改善するために、当院では、真空練和器を使っています。
これは真空の状態で石こうを練ることにより、気泡が少ない精度の高い模型を作ることができます。
精度の高い模型が作れると、より患者さんの歯の形にぴったりと合う詰め物ができあがります。
当院では患者様の歯が長持ちしていただきたいので、様々なことに取り組んでいます。
今後もその内容をブログにてご紹介させていただきます。
最後まで読んでいただききましてありがとうございます。
総入れ歯の型取り方法について。
2022年7月30日
こんにちは。
渡辺歯科医院副院長 渡辺泰士です。
今回は当院での総入れ歯の作製方法をご説明させていただきます。
入れ歯の型取り、かみ合わせの高さを決める方法は数多くあります。
私はかみ合わせの高さを決める装置を用いて、かみあわせの高さと型取りを同時に行う方法を症例により利用することがあります。
その時に患者様が現在使用されている入れ歯の複製を作成し、利用することもあります。
型取りの材料には義歯に特化した義歯専用のシリコン印象材を保険診療でも使用しております。
利点
- 最も適合が良い状態でかみ合わせの高さを記録できる
- 入れ歯の大きさが丁度良いものを再現できる
- 患者さまの口腔内の動きを型取りした物に再現できる(ごっくん、うー、いー、開口運動など会話・食事の運動を再現したものを型取りできる)
- 通常の方法と比べて治療回数が一回少なくなる。
ありがたいことに当院では総入れ歯でお困りの方をご紹介または、HPをみられよくご来院されます。
多くの方が新製後入れ歯の調整回数が少なく、安定していることをとても喜んでいただけます。
入れ歯でお困りであればぜひ渡辺歯科医院にご連絡ください。ご相談だけでも結構ですのでお待ちしております。
最後まで読んでいただききましてありがとうございます。
精密印象材自動練和機を導入しました。
2022年7月30日
こんにちは。
渡辺歯科医院副院長 渡辺泰士です。
前回のブログ内容はアルジネート自動練和機についてでした。
今回はシリコン印象材の自動練和機を導入しましたのでご紹介させていただきます。
まずは歯医者さんでの型取りについて解説させていただきます。
歯の型のことを印象といい、患者さんの歯の型をとることを印象採得(いんしょうさいとく)といいます。
印象採得に使用する材料のことを印象材(いんしょうざい)といい、
印象をとる目的や補綴物の種類によって、使用するトレーや材料の種類が変わります。
シリコン印象材はアルジネート印象材より精密な印象をとることができるため、自費治療に使用されることが多い材料です。
シリコン印象材には、用途に応じて、パテ、レギュラー、インジェクションなどの種類があります。
当院で使用している印象材は GC社 ヒュージョンⅡを使用しています。
特徴は印象精度を追及したシリコン印象材とポリエーテル印象材が持つ優れた親水性を融合させ、
さらにシャープな硬化特性と高い引裂強度を実現。
フロー特性の異なる5種で、多様化する印象採特に対応します。
シンプレス(ヒュージョンⅡを自動練和するレンフェルト社製の自動練和機)を導入しました。
これにより今までよりも正確・均質・気泡のない印象材をスピーディーにもりあげることができるようになり、患者様のご負担を軽減することができるようになりました。
当院ではなるべく患者様にご負担をかけないように、やりなおしの少ない治療を目指しています。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
APミキサーⅢ 導入しました。
2022年7月29日
こんにちは。
渡辺歯科医院副院長 渡辺泰士です。
昨年APミキサーⅢという機材を導入しました。
従来は歯の型取りで使用する粘土のような材料(アルジネート)を手練りでねっていました。
APミキサーⅢは自動連和にて行います。
人の手による練りむらと気泡がなく、精密な型取りが短時間で行えます。
これにより被せ物や、入れ歯の精度がよくなります。
アルジネートは主に保険での型取りで使用する材料となります。
使用するようになり精度が著しく向上しました。
これにより再度型取りをすることが劇的に少なくなり、患者様のご負担が少なくなりとても嬉しく思っています。
当院では保険でのかぶせ物、入れ歯も精度の高いものを目指しております。
また再度の型取りなど患者さまのご負担を減らせるように常に努力をして取り組んでおります。
お口のことでお困りの方はぜひ渡辺歯科医院にご連絡ください。
責任をもって治療させていただきます。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
CT装置を導入しました。
2022年7月29日
こんにちは。
渡辺歯科医院副院長 渡辺泰士です。
最近私事ですがいろいろあり、ブログの更新をしていませんでした。
ようやく落ち着きましたので、本日からとりためていた内容を更新していこうと思います。よろしければお付き合いください。
昨年CT装置を導入しました。
CT画像は歯内療法(歯の内部にある神経の掃除)や歯周病などの高度歯科治療の診断に有効であり、従来の平面画像では難しいとされた、骨幅の確認などが行えます。
CT撮影では様々な角度から診断することで、安全な診査・診断、治療計画に役立てることができます。
CT撮影は撮影可能条件があるので、すべての患者様が撮影することができるわけではありません。また費用として¥3510(3割負担)かかります。
しかし撮影可能で患者様に安全な診査・診断、治療計画を提供できる場合はとても有用な手段だと思います。
当院ではデンタル(小さな平面画像)、パノラマ、CTなどレントゲン写真撮影の機材はどれも精度の高い、被爆量の少ないものを採用しております。
どうぞご安心して検査に臨んでいただけると幸いです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
新型コロナウイルス感染症について
2020年4月12日
こんにちは。
渡辺歯科医院副院長 渡辺泰士です。
愛知県にも緊急事態宣言が発令され、感染拡大を防ぐために一人一人が気をつけて対策を行なっていかなければなりません。
【患者様へのお願い】
発熱やのどの痛み、せき、息切れ、強いだるさ(倦怠感)などの症状があり、新型コロナウイルスの感染が疑われる方は、直接受診する前に、必ず最寄りの帰国者・接触者相談センターもしくは医療機関に電話で相談し、指示を受けていただきますよう、よろしくお願いいたします。
「帰国者・接触者相談センター」はすべての都道府県で設置しています。詳しくは以下の URL からご覧いただけます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenk
ou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html
当院でも院内感染予防のため、通常時から行っている消毒・滅菌に加え、
待合室に消毒液の設置、頻回に診療室・待合室の消毒液での清拭、定期的な換気等を行っております。
とても大変な時期が続いておりますが、皆様の健康を守るためご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
全国小児歯科開業医会 講習会に行ってきました。
2020年2月11日
こんにちは。
渡辺歯科医院副院長 渡辺泰士です。
先日 日本小児歯科学会専門医の先輩から「とても勉強になるセミナーなのでよかったら」
と教えていただき、2月9日(日)全国小児歯科開業医会 講習会に行ってきました。
テーマは「責任ある小児の咬合育成を目指して」
矯正治療後のフォローから考える「小児の咬合育成の意義と目的」でした。
小児の咬合育成は小児歯科において重要なテーマです。
国内外の第一線でご活躍されている矯正歯科医の小川 晴也先生を講師に迎え、責任ある咬合育成とは何かについて豊富な長期症例を通して解説していただきました。
歯並びが悪くなる要因として遺伝的要因、骨格的要因など様々な原因がありますが、悪習癖による歯並びの乱れもあります。子供たちを良い歯並びに導いていくには、悪習癖の改善は非常に大事なことであると再認識しました。
みなさんのお子さんで頬杖、うつぶせ寝、指しゃぶりなどをされていませんか?
小川先生の長期症例から矯正治療をしなくても、悪習癖などを改善して歯並びがよくなる症例を多々見せていただきました。
また小児から成人に成長していく過程で様々な症例を、矯正治療を行い良好な口腔内環境に導いていく過程も勉強させていただきました。
なぜ矯正治療をするのか?しない場合はどうなるのか?した場合のメリットは?そういった基本的なことを考えさせる素晴らしい講習会でした。
もしお子様の歯並びや指しゃぶりなどを気にされている方、また乳幼児からの食事内容も良い歯並びに導いていくうえで非常に重要な事です。当院ではMTM(部分矯正)、小児矯正をおこなっております。矯正専門医の先生とも連携させて頂いております。
お子さんの歯並びや悪習癖、食事習慣など少しでも気にされている方はご気軽にご相談ください。
清水藤太先生の講習会に行ってきました。
2020年2月4日
こんにちは。
日ざしの明るさに春の気配を感じるようになりましたが、みなさんお変わりなくお過ごしでしょうか。
名古屋市中村区松原町 東山線≪本陣駅≫近く、渡辺歯科医院副院長 渡辺泰士です。
2月2日(日)
「最先端エンドの一般保険診療への導入のヒント」 清水 藤太先生 講演会に行ってきました。
清水先生はアメリカにて歯内療法専門医を取得後、ロサンゼルスにて歯内療法専門歯科医院開業されている先生です。
アメリカなどの先進国のほとんどは任意で医療保険に入るか、歯科治療は自費になります。
日本でも保険制度の報酬の低さ・材料の制限もあり、自費で歯内療法をされている先生も増えてきました。
今回の講演会タイトルは「最先端エンドの一般保険診療への導入のヒント」でした。
日々悩んでいるテーマでしたのでさっそく行ってきました。
TFエレメントモーター、Ni-Tiファイル、マイクロスコープ等の最新機器を、コストと時間に配慮していかに効率よく歯科医院に溶け込ませていくかを多くの実例やエンドライブデモンストレーションで勉強させていただきました。
Ni-Tiファイルは非常に有効なツールですがコストが高いというのが欠点です。これの解決の糸口になるようなセミナー内容でした。
さっそく明日から本日学んだことを取りこんで、当院の治療の質をあげていこうと思います。
また講演会の後には、当院で使用しているTFエレメントモーターの実習に参加してきました。
日々の臨床のヒントになる点をたくさん教えていただきました。最新歯内療法を科学的根拠に基づき解説して頂き、普段の診療での疑問点なども解決でき、非常に勉強になりました。
今回学んだことを日々の臨床にいかして、これからも患者さんの健康に寄与できるようにがんばっていこうと思います。
底冷えのする日が続いていますので、みなさん風邪などひかれませんようにご自愛ください。