精密印象材自動練和機を導入しました。
2022年7月30日
こんにちは。
渡辺歯科医院副院長 渡辺泰士です。
前回のブログ内容はアルジネート自動練和機についてでした。
今回はシリコン印象材の自動練和機を導入しましたのでご紹介させていただきます。
まずは歯医者さんでの型取りについて解説させていただきます。
歯の型のことを印象といい、患者さんの歯の型をとることを印象採得(いんしょうさいとく)といいます。
印象採得に使用する材料のことを印象材(いんしょうざい)といい、
印象をとる目的や補綴物の種類によって、使用するトレーや材料の種類が変わります。
シリコン印象材はアルジネート印象材より精密な印象をとることができるため、自費治療に使用されることが多い材料です。
シリコン印象材には、用途に応じて、パテ、レギュラー、インジェクションなどの種類があります。
当院で使用している印象材は GC社 ヒュージョンⅡを使用しています。
特徴は印象精度を追及したシリコン印象材とポリエーテル印象材が持つ優れた親水性を融合させ、
さらにシャープな硬化特性と高い引裂強度を実現。
フロー特性の異なる5種で、多様化する印象採特に対応します。
シンプレス(ヒュージョンⅡを自動練和するレンフェルト社製の自動練和機)を導入しました。
これにより今までよりも正確・均質・気泡のない印象材をスピーディーにもりあげることができるようになり、患者様のご負担を軽減することができるようになりました。
当院ではなるべく患者様にご負担をかけないように、やりなおしの少ない治療を目指しています。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。