妊娠したら歯周病に要注意
こんにちは。
名古屋市営地下鉄東山線本陣駅より徒歩8分にある、渡辺歯科医院です。
歯周病のまま妊娠・出産をすると、トラブルが起きやすいことはご存知でしょうか?
今回は妊娠と歯周病の関係についてお話いたします。
つわりが続くと歯を磨きにくくなり、お口の中が不衛生になりやすいものです。さらに体の機能によって、妊娠中は歯周病のリスクが高まります。
妊娠すると女性ホルモンが増加します。月経の時と妊娠終期を比べると、実に10~30倍ものホルモンが分泌されると言われています。
そのうちのエストロゲンという女性ホルモンは、歯周病菌の一種を増殖させる働きをします。また、炎症を引き起こす作用があるプロゲステロンというホルモンも妊娠すると増加します。
こうして妊娠中期~後期は歯肉炎になりやすくなります。この歯肉炎は「妊娠性歯肉炎」と呼ばれています。
妊娠性歯肉炎を放置していると、悪化して本格的な歯周病となることがあります。
歯周病にかかっている妊娠中の女性は、早産や低体重児出産をしやすくなります。そのリスクは喫煙やアルコールの摂取、高齢出産よりも高く、なんと健康な人の7倍になります。
細かく数字を見ていくと、歯周病にかかっている時の早産のリスクは健康な妊婦さんの2.27倍、低体重児出産のリスクは4.03倍、早産・低体重児出産のリスクは2.83倍となるのです。
赤ちゃんを元気に出産してあげるためには、歯周病の予防と治療が欠かせないことがわかりますね。
赤ちゃんのお口の中には細菌がいません。
むし歯菌や歯周病菌は、まわりの大人の口の中から感染します。
赤ちゃんのお口の健康を守るためには、まわりの大人たちがお口の健康づくりを心がけることが大切です。
出産後は育児で忙しい毎日となります。ぜひ妊娠中のうちに、歯科検診を受けて歯周病の予防・治療をしましょう。
つわりが続いている頃は歯科診療がつらいと思いますので、妊娠中期頃になり体調が落ち着いた頃を見計らってぜひお越しください。その際には、妊娠中であることをお伝えいただくようお願いいたします。
最近の投稿
- むし歯になりやすくなる砂糖の量は?摂取回数、効果的な予防について
- 「お酒とタバコと歯周病」の良くない関係
- その口臭の原因は歯周病かも?歯周病の口臭の特徴とは
- 歯医者が苦手?そんな人は歯科健診に通うべき!
- 歯ブラシ1本では歯磨き不足!デンタルフロスをプラスして


