歯周病と全身疾患の関係
こんにちは。
名古屋市営地下鉄東山線本陣駅より徒歩8分にある、渡辺歯科医院です。
先日のblogでは、妊娠と歯周病の関係についてお話いたしました。
実は歯周病は、その他にも様々な全身疾患に関わっています。
今回は、歯周病と全身疾患との関わりについてお話いたします。
歯周病になり歯肉が腫れあがると、その歯肉から血管に歯周病菌や炎症物質が入り込みます。
血管に入った歯周病菌は体の力によって死滅します。ところが、歯周病菌の死骸に含まれている内毒素や炎症物質はそのまま全身に回っていきます。
こうして運び込まれた内毒素や炎症物質によって、全身に悪い影響が及ぼされて、病気を引き起こしたり悪化させることになります。
昔から歯周病は糖尿病の合併症の1つと言われてきたほど、糖尿病と歯周病の関わりは広く知られています。
歯周病になると糖尿病の症状が悪化するようになり、糖尿病になると歯周病にかかりやすくなります。
歯周病と糖尿病にかかったら、同時に両方の治療を進めることが大切です。
血液に入り込んだ歯周病菌などの刺激で、動脈硬化を引き起こす物質が分泌されます。すると、血管内には粥状の脂肪でできた物質・プラークができます。プラークがこびりついた血管は血液の通り道が細くなり、はがれたプラークや血の塊で血管が詰まりやすくなります。
心臓に血液を送る血管が詰まったり細くなると、狭心症や心筋梗塞が起こります。
脳の血管が詰まってしまうと、脳梗塞になってしまうのです。
誤嚥性肺炎は、食べ物や飲み物と一緒に細菌が誤って気管や肺に入り込んで起こる肺炎です。主に高齢者に多いことで知られています。
誤嚥性肺炎を引き起こすほとんどの細菌は、歯周病菌だと言われています。
誤嚥性肺炎を防ぐためには、お口の健康を守り歯周病を防ぐことが大切です。
関節炎や糸球腎炎の原因となる連鎖球菌や黄色ブドウ球菌のほとんどは、歯周病菌でもあります。
血液とともに全身に巡った歯周病細菌や炎症物質は、関節炎や糸球体腎炎も引き起こします。
全身の健康を守るためには、歯周病の予防・治療を心がけることが大切です。
当院院長は歯周病について大学院で研究し、博士号を取得しています。その時に身につけた専門的な知識を生かし、歯周病の予防・治療に当たっています。どうぞお気軽にご相談ください。
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